以前より使用していた個人名刺を、独立を機に情報を更新してリニューアルしたので、今回はインパクトのある個人名刺の作り方についてお話しします。
個人名刺は大事な営業ツール
個人名刺をしっかりと作り込むことで、それ自体が大事な営業ツールにもなります。
特に、インパクトのある名刺の場合、渡しただけで相手の記憶に残りやすくなり、大きなアドバンテージを得ることができます。
「人は見た目が9割」という本が一時期話題になりましたが、名刺も同様で、同じような名刺がたくさん溜まっていく中で、いかに自分の名刺を印象付けるか、という勝負が名刺交換の時点で既に始まっているのです。
また、名刺にデザイン性を持たせることで、自分はこういうデザインができますという制作物の1つとしてアピールすることも可能です。
インパクトのある名刺とは?
上記の写真は今回作成した私の個人名刺です。
いきなり「これが正解です!」のような書き方をしていますが、決してそんなことはありません。
私の場合、とにかくインパクトを優先しすぎたため、肝心な情報部分が認識しにくくなってしまいました。
その代わり、インパクトを重視したおかげで、渡した方からはほぼ必ず名刺を褒めていただけています。
名刺をデザインする上でまず考えること
私の名刺を元に、作成する上での基本的なポイントをピックアップしました。
今回は私の例を元にするため、職種はWEBクリエイターを想定しています。
載せる情報を考える
もちろんですが、名刺に何を載せるのかを考えます。
載せる項目によってレイアウトが変わってくるため、先に固めておきましょう。
必須で載せるべき項目
「あなたは誰なのか」「どこに連絡すればいいのか」
最低限これらがあれば、連絡を取る上での情報は事足りていると考えています。
メールアドレスはフリーメールでも問題ありませんが、屋号等で独自ドメインを取得している場合、独自ドメインのメールアドレスを使用すると信頼が高まります。
必要に応じて載せる項目
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住所
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ホームページのURL
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SNS
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LINEのID
住所については、法人ではなく個人事業主であれば必須ではないと考えています。
個人情報にあたるため、女性の方は特に注意しましょう。
もちろん、載せた方が信頼は高まりますので、自宅の住所を載せたくない方は、レンタルオフィスというサービスを利用する方法もあります。
ホームページのURLについては、今の時代手打ちしてまでアクセスしてくれる人は少数だと考えています。
そのため、私の場合は、名刺の裏面にQRコードを載せ、渡す時に補足として説明しています。
コンセプトを考える
私の場合、見ていただくとわかる通り、トランプをモチーフにしています。
これは、私が不思議の国のアリスが好きだ、という凄く個人的な理由です笑
私のように、自分の好きなものをベースに考えてもいいですし、既にホームページをお持ちの方は、ページの雰囲気に合わせても良いかと思います。
ここで考えたコンセプトをどう魅せるか、どうインパクトを与えるか、が大事になってきます。
インパクトのある名刺の作成
ここまでに固めた情報を元に、魅せ方を考えます。
インパクトのある名刺の要素として、大きく3つに分かれます。
優先順位はコンセプトに合わせて変更しましょう。
私の場合、デザイン・用紙を優先させたため、レイアウトはデザインと同時並行で進めました。
レイアウトを考える
WEBサイトで言うところのワイヤーフレームにあたる部分です。
ザックリしたもので構わないので、 何をどこに配置するか、設計図のようなものを作りましょう。
用紙は縦向きか、横向きか
文字は縦書きか、横書きか
最低限これらは固めておいた方が良いと思われます。
デザインを考える
魅せ方の肝になる部分です。
読みやすさを重視するのか、デザイン性を重視するのか、についてははっきりとした正解はないので、自分の好みに合わせましょう。
「インパクト」と言う意味では、私のようにデザイン面を重視した方が、インパクトはあります。
ですが、前述の通り、少なからず情報部分の視認性が悪くなる場合が多いです。
その名刺で何を見せるのを重視するか、を考えてデザインに反映させましょう。
私の場合は、
- トランプ風のデザイン
- 名前をエース・キングに見立てる
- 2のせいで名前がわかりにくくなってしまうので、それを補う
以上のポイントを軸に、デザインを進めました。
3については、裏面にも自分の名前を書くことで、多少緩和されたかと思います。
自分でデザインするのが難しい場合は、
先ほど決めたコンセプトを元に、既存のテンプレートを探すのも一つの手段です。
テンプレートや素材を使用する場合は、利用規約をよく読み、正しい使い方を徹底しましょう。
用紙を選ぶ
私が一番こだわった部分です。
どういう用紙にするかをしっかりと決めることで、物によってはデザイン以上にインパクトを与えることができます。
印刷業者によってどんな紙を扱っているかは変わってきますので、まずはざっくりとした用紙のジャンルを定めます。
一般的な紙の名刺なのか、プラスチック名刺なのか、金属の名刺なのか。
私の場合、とにかくトランプ!で考えていたので、それを主軸に用紙を探しました。
実際に用紙のサンプルをもらう
紙・プラスチック、と言ってもそれだけでかなりの種類の用紙が存在します。
ざっくりとしたジャンルを決めたら、その用紙を取り扱っている業者さんから、サンプルをもらいましょう。
無料でサンプルを提供してくれている業者さんも多数存在しています。
実際に手で触ってその質感から気に入ったものを選びましょう。
用紙からデザインを決めるのも一つの手段
偉そうなことを言っていますが、実はもともとプラスチック名刺の作成を考えていました。
実際にサンプルをもらい、触りながら見ていると、トランプのような質感の紙があり、一目惚れ。
完全にトランプを模した名刺を作る方向にシフトチェンジするきっかけとなりました。
前述の通り、実際に手で触って質感を見ることもすごく大事なので、先に用紙から決めてから、デザインを考えるのも順番としては有りなのではないか、と考えています。
オススメの印刷業者

名刺印刷専門のSuperPrint:76種の用紙でオフセット印刷
オフセット名刺印刷、品質保証! データ入稿での名刺印刷とポストカード印刷は専門のSuperPrintにお任せください。76種類の豊富な用紙や31種類の個性的な加工で、高品質をお約束します。
今回私が印刷をお願いしたのが、こちらのSuperPrintさんです。
用紙の種類が76種類、オプション加工が31種類と、とことんこだわった名刺を作成することができます。
私が用紙が決め手でデザインを変更した、と言うのも納得いただけるかと笑
もちろん無料で用紙のサンプルをもらうこともできますので、まずはぜひサンプルを手で触ってみてください。
SuperPrintを5%安く利用する方法
SuperPrintさん、サンプルをもらうのは無料ですが、名刺の作成をお願いする場合はもちろん費用がかかります。
ですが、新規登録をする際に、私の紹介コードを入力することで、今後全ての名刺作成が永続的に全て5%オフで利用することができます!
なんだか胡散臭い言い方をしていますが、コードを入力するだけなので、デメリットはありません。
やり方は簡単。
登録の際、上記の赤枠部分に
61465599
この数字を入れるだけです。
少しでも費用を抑えて、素敵な名刺を作成しましょう!
最後に
以上が、私なりにインパクトのある名刺の作り方でした。
私自身、自分の名刺しか作ったことがないこともあり、完全に持論ではありますが、この記事のポイントを押さえておけば、インパクトのあるものは作れるのではないかと思います。
とにかく第一印象でインパクトを与えて、相手の記憶に残る名刺交換を行いましょう!