日頃色々な劇団のサイトを見ているのですが、まず一つ言えることが、スマホの最適化がされていないということです。
そこだけ取っても、正直10年は時代が止まっていると言っても過言では無いでしょう。
今回はスマホの最適化をしないことによるデメリットとすることのメリットをご紹介します。
スマホでの閲覧が7割を超える時代
上記の画像は、私が過去に作成した某舞台のページの閲覧比率です。
mobileとなっている項目がスマートフォンでの閲覧数であり、全体を通しての比率が75.83%となっています。
PCでの閲覧であるdesktopと比較して、約4倍もの差があることがわかります。
上記の記事でもある通り、2018年現在、WEBサイトの閲覧比率として、平均して7割を超える時代になっています。
スマホ対応しないことによるデメリット
デメリットとメリットは表裏一体なので、項目を分ける必要はあまりありませんが、まずはデメリットからご紹介します。
ユーザーの操作性が落ちる
まず真っ先に浮かぶのはこれですね。
操作性が落ちる、というざっくりした言い方をしていますが、簡単でいて一番重要な部分でもあります。
参考に1枚画像を準備しました。
左がスマホに最適化されていないサイトをスマホで閲覧した場合、
右がスマホに最適化されたサイトを閲覧した場合のイメージ画像です。
最適化されていないサイトの場合、PCで閲覧した場合の表示がそのままスマホサイズに縮小された状態で表示されます。
このままでは文字サイズが小さく、とても閲覧できたものでは無いため、「拡大表示して閲覧する」という無駄な1アクションが発生します。
そこまで進んでもらえるならまだ良い方で、スマホに最適化されていないページである時点で、閲覧すらされずに離脱されてしまうケースも少なくありません。
将来的に検索順位に悪影響を及ぼす可能性がある
可能性がある、という言い方をしていますが、確実にその時代が来る、と私は考えています。
というのも、2018年3月27日より、googleの検索アルゴリズムにモバイルファーストインデックス(MFI)というものが正式導入されました。
googleの検索順位は、google側のアルゴリズムによってページの評価がつけられ、それに準じた並びになっています。
これまで、その評価はPCページを基準にされていたのですが、このMFIの導入により、スマホページが評価基準にされることになります。
現状、スマホページを有さないサイトについては、PCページが評価基準のままとなっており、無理やりMFIを適用させることはしていないようですが、いずれは完全に移行される計画ではあるようです。
google側はこのMFIの導入について、極力検索順位に影響が出ない範囲で適用させる、という風に言っているようですが、将来的にはいずれ影響が出始めるという予想です。
スマホ対応することのメリット
前述した通り、デメリットと表裏一体なので、デメリットで取り上げたポイントで言えば、
- ユーザーの操作性が向上する
- 将来的に検索順位に優位に働く可能性がある
という具合に、逆のことが言えます。
それに加え、さらにメリットをいくつかピックアップします。
SNSからの流入がスムーズ
ユーザーの操作性にも繋がる部分ですが、Twitter等のSNSは、通常のWEBサイト以上にスマートフォンでのシェア率が高いツールになります。
SNSにリンクを貼った際、通常のアクセス以上にスマホからの流入が増えることになります。
その際にスマホに最適化されていると、ユーザー側も抵抗なくそのままページを閲覧することが可能になります。
WEBサイトを作る上では、いかにユーザーにストレスを与えないかが基本的な最低条件です。
フライヤー等にQRコードを掲載できる
「できる」という言い方は少し語弊がありますが、フライヤーやパンフレット等にQRコードを掲載することで、お客様がその場でサイトにアクセスすることができます。
その際、スマホに最適化されていないと、かえって良くない印象を与えてしまいます。
そのため、スマホに最適化されているからこそ、QRコードを掲載する意味があるのです。
少しでもサイトへの流入間口を広げることで、劇団のブランディングにも繋がると考えています。
結論、どうすればいいのか?
答えは一つ、スマホ対応しましょう笑
スマホに最適化することで、メリットはあれどデメリットはほとんどありません。
この記事を読んで、少しでも興味が湧きましたら、まずはご相談からでも、お気軽にお声かけくださいませ。